3月23日
熱海市中央公民館の視聴覚室にて
ハワイに渡った日本人移民の方を知るために、その記録を残すために貴重な二世の方のお話をコツコツ集めてまとめた監督さんがいらしての上映会が開催されることになりました。現在では二世のかたはハワイにお一人になってしまい、取材後に亡くなられてしまった方も多く、もうギリギリのところでの制作だったかと思います。日本からの第1回目の官約移民の船に静岡県のかたが乗っていたと聞きました。そして、移民のみなさんのために作られたハワイ日報と言う新聞、昨年で111年目となり、読める方もなくなり、廃刊になったそうですが、ハワイ日報は静岡新聞の子会社が作っていたそうです。ハワイ島ヒロに行くと良く立ち寄っていたピイホヌア会館もいつのまにか日系のかたが集まらなくなってしまい、気付くと日曜日も鍵がかかっていたりとか。中にはキモヘンダーソン一家の写真や興味深い展示物が無造作に置かれていたり。集まってカラオケを楽しんでいた二世の方のお話しを聞いたり、楽しい時間もすごしていました。カラオケは軍歌が多かったように思います。麦と兵隊とか言う軍歌を歌ってくれたおじいちゃんもいました。日本の和菓子をいただいたのを覚えています。なので、日本人移民の方の足跡やハワイへの貢献は本当に知っておきたいと思います。私達がフラを通してですがハワイにこんなにも惹かれるのは、ハワイに渡って基盤を気づいてくださった皆さんのご苦労の元にあるのかも。日本人の努力と知恵と、たくさんの想いを少しでも忘れずに心に残しておきたいと思います。上映は数年前から始まっていましたが、なかなか関東に来たときには時間が合わず見逃していたので、今回の上映がとても楽しみです。
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